昨日の米国市場はわずかに下落しました。
12月のCPIが発表されコア指数が予想を下回り、インフレの鈍化が確実なものになってきました。
一方で、決算発表のあったJPモルガン・チェースの収入が予想に反して減少していることがわかり、金融株が連れ安となりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
1/13 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
インフレ指標が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.19%
・ダウ平均 …▲0.80%
・NASDAQ100…▲0.18%
プレマーケットでは値動きのなかった相場は、マーケットがオープンするとダウを中心に下落していきました。
その後ナスダックとS&P500が買い戻される場面もありましたが、引けにかけて売られていきました。

大引けの買戻しが救いね!

ハイパーグロース株は弱かったな
・AFRM(アファーム) …▲0.55%
・COIN(コインベース) …+4.00%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.22%
・DDOG(データドッグ) …▲0.85%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲5.70%
・MQ(マルケタ) …▲3.00%
・U(ユニティ) …▲3.43%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.175から4.181に上昇しました。
為替は1ドル159円06銭と更にドル高に進んでいます。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が混在していることがわかります。

金融が売られたわね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。GOOGLが+1.11%と好調を維持、METAが▲1.70%、AMZNが▲1.57%、MSFTが▲1.36%と大きく下げています。
マグ7の中でも最近GOOGLとAMZNは好調ですが、AAPLとMETA、MSFTは売り込まれていますね。
金融株を中心に下げた1日でしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・MRNA(モデルナ)…+17.02%
・INTC(インテル)…+7.33%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+6.39%
・RVTY(レヴィティー)…+6.02%
・VTRS(ヴィアトリス)…+5.44%
・ANET(アリスタ・ネットワークス)…+5.27%
・TKO(TKOグループ)…+4.92%
・ALB(アルベマール)…+4.46%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・CRM(セールスフォース)…▲7.07%
・SOLV(ソルベンタム)…▲6.61%
・ADBE(アドビ)…▲5.41%
・PGR(プログレッシブ)…▲5.28%
・ALL(オールステート)…▲5.28%
・DVA(ダヴィータ)…▲5.11%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…▲5.05%
1日だけの値動きを切り取ると、AI関連のトレンドは終わりバリュー銘柄に資金が流れているように見えます。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.70%
・生活必需品…+1.08%
・素材 …+0.64%
・資本財 …+0.55%
・公益事業 …+0.47%
・不動産 …+0.43%
・通信 …+0.15%
・情報技術 …▲0.24%
・ヘルスケア…▲0.39%
・一般消費財…▲0.52%
・金融 …▲1.24%
原油価格の上昇によりエネルギーが反発しています。
相変わらずゴールドやシルバーが爆上げしているため、素材も強いですね。
そして、実は1週間でもっとも強いのは生活必需品でしたが、セクターローテーションが起きているのかも知れません。
一方で、金融が大きく売られており、トランプ大統領のカード利用上限要求に加えJPモルガンの決算が大きく影響したようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.19%下落して、終値では6,963に下げました。
年明けから7日間で6日上昇していたS&P500ですが、昨日は下落して大台の7,000はお預けとなりました。
インフレ指標の発表が市場の追い風になるかと思ったのですが、インフレの低下はすでに織り込み済みだったようです。
とはいえ、長い下ヒゲを付けていますので、市場の買い支えが確認されたことは救いでしたね。

まだまだトレンドは上目線ね!
FEAR&GREEDインデックスは56と変わらずGREEDのままでした。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
12月CPIコア指数は予想を下回る
昨日発表された昨年12月の消費者物価指数(CPI)は、コア指数が予想を下回りインフレが鈍化していることを示しました。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…2.7%(予想…2.7%)
・前回…2.7%
〈前月比〉
・結果…0.3%(予想…0.3%)
・前回…ー%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…2.6%(予想…2.7%)
・前回…2.6%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.3%)
・前回…ー%
・家電製品や中古車・トラックなどは低下
・娯楽サービスのコストは過去最大の上昇
・航空運賃も急騰
前月の発表は政府機関の閉鎖の影響もあり、信ぴょう性に欠けるデータでしたが、今回の発表によりインフレ鈍化は確実なものになりました。
それでも住居費が月次全体の上昇で最も大きな要因でしたから、トランプ大統領は機関投資家の購入による住宅費高騰を避けたかったんでしょうね。
とりあえず今回はインフレ再燃といった最悪のシナリオは回避できたかもしれませんが、次回のCPIでは更なる低下を確認したいですね。

このまま下がって欲しいわね!
ウォール街カード金利上限要求の対応急ぐ
トランプ大統領によるカード金利上限要求に、ウォール街は早急な対応に迫られています。
20日までに金利を下げなければ法律違反と言われていますが、金融機関は対立の可能性に備えながらも譲歩策探しに奔走しているようです。
クレジットカード金利を一律10%に上限設定すれば銀行の利益が消失しかねないので、大手銀行は決算前に大慌てですね。

金融株には完全な逆風やな
JPモルガン投資手数料が予想に反し減少
昨日発表されたJPモルガンの決算では、投資銀行業務の手数料収入が予想に反して減少しておりガイダンスを下回りました。
債券引き受けの手数料も2%減と、予想の19%増に対して大きく下振れしています。
これから大手銀行の決算発表が続きますが、同様な現象が見られるようだと銀行株は一気に売り込まれる危険性がありますね。

銀行は連れ安がひどいわよね!
1月の注目イベントについて
2026年になりましたので、1月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・1/14 生産者物価指数(PPI)
・1/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・1/15 小売売上高
*1/27・28 FOMC
・1/29 PCEデフレーター
・1/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【1/13 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.19%
・ダウ平均 …▲0.80%
・NASDAQ100…▲0.18%
【経済トピックス】
・12月CPIコア指数は予想を下回る
・ウォール街カード金利上限要求の対応急ぐ
・JPモルガン投資手数料が予想に反し減少
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
発表されたCPIでは確実にインフレの鈍化が確認されましたが、市場の注目はすでに物価ではないようです。
一方で、いよいよ今期も恒例の銀行株から決算発表がはじまります。
今夜にはウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ。明晩にはゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーといった大手銀行が決算シーズンの火ぶたを切ります。
1/27あたりからは決算ラッシュとなりますので、ボラティリティも高まるかも知れませんね。
ちなみに来週の19日(月)はマーティン・ルーサー・キング・デーで米国市場はお休みになります。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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