【先物･オプション市場停止トラブル】11月はハイテク株売られる

昨日の米国市場は上昇しました。

感謝祭で時短市場でしたが、月末にはしっかり上げてくれましたね。

11月の月間ベースで見るとS&P500は+0.13%、ダウは+0.32%の上昇、NASDAQ100は▲1.64%の下落となりました。

ハイテク株から資金が流れた1ヶ月となりましたね。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

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11/27 米国市場の値動き

昨日の米国市場は上昇しました。

11月の相場も終わりましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしてもダウを中心に上昇していきました。

その後は引けにかけて売り戻されていきましたが、大引けにはナスダックを中心に急騰しました。

週間ベースで見るとS&P500は+3.73%、ダウは+3.18%、NASDAQ100は+4.39%の上昇となりました。

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10年債利回り（長期金利）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の3.992から4.017に上昇しました。

ドル円はジリジリ円高に向かっています。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇したことがわかります。

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。METAが+2.26%、AMZNが+1.77%、MSFTが1.34%と大きく上昇した一方で、NVDAが▲1.81％と大きく下げています。

月末週末の1日でしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。

一方で、下げた銘柄もわずかにありました。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは10セクターが上昇、1セクターが下落した1日となりました。

エネルギーが1％を超える大きな上昇ですが、その他セクターの上げ幅は限定的。

一方で、このところ好調だったヘルスケアが唯一のマイナスとなりました。

トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+0.54%上昇して、終値では6,849に上げました。

先週末から反発しているS&P500ですが、昨日も上げて5日続伸となりました。

これで10月末につけた高値までは残り0.61%となり、12月には更新の期待がかかります。

とはいえ、感謝祭で出来高も少なく特別な材料があったワケでもありませので、次の経済指標次第ってところですかね。

FEAR&GREEDインデックスは18から24に上げましたが、EXTREME FEARのままです。

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

トランプ大統領が移民政策を大幅強化

トランプ大統領は移民取り締まりを大幅に強化する方針を明らかにしました。

『米国のシステムが完全に立ち直るまで全ての第三世界諸国からの移住を恒久的に停止する』と表明しています。

『第三世界諸国』がどの国を示しているのかはわかっていませんが、わが国も見習ってほしいですね。

データセンター技術の問題で先物OP市場が停止

シカゴ・マーカンタイル取引所でデータセンターの障害により先物・オプション取引が停止しました。

影響は株式や為替、債券、商品と幅広い市場に及び、障害の原因はデータセンターでの冷却システムの問題とのこと。

世界最大級のデリバティブ取引所での取引停止が、株式市場に大きな影響を与えなくて良かったですね。

ブラックフライデー若者ブランドに集中

高インフレに見舞われる今年のブラックフライデーでは、若者向けブランドに人気が集まったようです。

一方、モール内の小売店では客足が鈍く、高価格帯のブランドに対しては値引きが小さいと失望されたとのこと。

多くの買い物客は今年のブラックフライデーに拍子抜けしたようです。

12月の注目イベントについて

来週からは12月に入りますので、来月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

まとめ

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昨日の米国市場は上昇しました。

月末週末が重なった１日となりましたが、先物・オプション取引が停止するアクシデントがありながらも株式市場は堅調だったようです。

ハイテク株が弱かった1ヶ月となりましたが、年末ラリーに期待したいところですね。

投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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