昨日の米国市場は大きく下落しました。
トランプ関税の発動はさらに延期されそうですが、不確実性が先延ばしになっただけと判断されたようです。
また、イーロン・マスクCEOが新党を設立すると発表したことで、テスラの株価も急落しています。
週明け早々まったく話題に事欠かない米国市場ですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky7/7 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
再び関税のニュースが市場を賑わせていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.79%
・ダウ平均 …▲0.94%
・NASDAQ100…▲0.79%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
その後も右肩下がりで売られていき、引けにかけてはわずかに買い戻されていました。

7月も前途多難ね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+2.95%
・COIN(コインベース) …+0.37%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.68%
・DDOG(データドッグ) …▲1.77%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.35%
・MQ(マルケタ) …▲0.17%
・U(ユニティ) …+6.62%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.348から4.383に上昇しました。
為替は一気にドル高に向かいました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落したことが分かります。

テスラが逝っちゃったわね!

マグニフィセント7は7銘柄すべてが下落しました。特にTSLAが▲6.79%と急落しており、AAPLも▲1.69%、GOOGが▲1.53%と大きく下げています。
これだけ多くの銘柄が下げる中でも、上昇した銘柄もあったようです。
・TSCO(トラクター・サプライ)…+3.90%
・PLTR(パランティア)…+3.56%
・DASH(ドアダッシュ)…+3.39%
・UBER(ウーバー)…+3.26%
・WYNN(ウィン・リゾーツ)…+2.88%
・GEV(GEベルノバ)…+2.56%
・TPR(タペストリー)…+2.52%
・MKTX(マーケットアクセス)…+2.41%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・BG(ブンゲ)…▲4.58%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…▲4.31%
・BAX(バクスター)…▲4.26%
・LULU(ルルレモン)…▲4.08%
・ODRL(オールド・ドミニオン)…▲3.93%
・TPL(テキサス・パシフィック)…▲3.91%
・ON(オン・セミコンダクター)…▲3.52%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは1セクターのみが上昇、他10セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+0.04%
・公益事業 …▲0.09%
・資本財 …▲0.60%
・通信 …▲0.73%
・素材 …▲0.85%
・情報技術 …▲0.91%
・ヘルスケア…▲0.92%
・不動産 …▲0.92%
・金融 …▲1.04%
・一般消費財…▲1.23%
・エネルギー…▲1.31%
生活必需品がかろうじてプラスでしたが、他10セクターは下落。
特にエネルギーや一般消費財、金融は1%以上の大きな下落となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.83%下落して、終値では6,279に下げました。
7月に入り高値更新が続いていたS&P500ですが、昨日の反落によって今月の上げ幅をかなり縮小してしまいました。
下ヒゲを付けた陰線で引けているので、買い支え圧力は多少あるように見えますが、材料次第では一気に下目線もあり得る相場環境です。
やはり、今の相場を一番左右するのは関税のニュースのようです。

良くも悪くも関税ね!
FEAR&GREEDインデックスは78から75に下げましたが、EXTREME GREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ベッセント長官が交渉期限の延長を示唆
ベッセント財務長官は期限までに合意がまとまらない一部の国について、3週間の交渉期間延長の選択肢が与えられる可能性を示しました。
トランプ氏は7月9日までには、ほとんどの国と合意の形で決着がつくだろうと語っています。
関税は8月1日に発効することになりそうですが、これからまだ主要貿易国との交渉は続きそうですね。

結局また延期されそうね!
マスク氏が新党結成でテスラ株下落
イーロン・マスクが新政党の設立を発表したことで、政治活動に一層踏み込んだことが嫌気されテスラの株価は急落しました。
自身のSNS(X)に『アメリカ党』を設立すると投稿したことについて、トランプ大統領は『ばかげている』と一蹴しました。
マスク氏がDOGEへの参加によってテスラの不買運動がはじまり、トランプ氏との小競り合いによって株価は急落。もう政治活動からは手を引いて欲しいですね。

テスラホルダーはたまらんよな
日本には25%の関税8/1まで交渉猶予
トランプ大統領は日本からの輸入品に25%の関税を賦課すると発表しました。
発効日は8月1日で3週間ほどの猶予期間が与えられたことになります。
以前は日本に対して30%や35%といった税率が適正と言っており、25%ははるかに低い水準と理解して欲しいと付け加えています。

これから厳しくなりそうね!
7月の注目イベントについて
7月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*7/15 消費者物価指数(CPI)
・7/16 生産者物価指数(PPI)
・7/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・7/17 小売売上高
・7/18 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・7/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*7/29~30 FOMC
・7/30 PCEデフレーター
・7/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【7/7 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.79%
・ダウ平均 …▲0.94%
・NASDAQ100…▲0.79%
【経済トピックス】
・ベッセント長官が交渉期限の延長を示唆
・マスク氏が新党結成でテスラ株下落
・日本には25%の関税8/1まで交渉猶予
昨日の米国市場は大きく下落しました。
7月9日を期限としていた相互関税はさらに延期されそうですが、日本に対しては厳しい判断が下されました。
一方で、イーロン・マスクが新政党を立ち上げるとの発表によって、テスラの株価が急落しています。
相場の下落リスクとは別に、CEOそのものがリスクとなるテスラはホールドし続けるのは難しい銘柄ですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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