昨日の米国市場は上昇して2日連続の高値更新となりました。
カナダがデジタル関税を引っ込めたり、EUが10%の一律関税を受け入れるといったニュースによって、市場に楽観が広がっています。
6月は月間ベースで見るとS&P500は+4.96%、ダウは+4.32%、NASDAQ100は+6.27%の上昇となりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky6/30 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
関税のニュースが株式にプラスへ働いていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.52%
・ダウ平均 …+0.63%
・NASDAQ100…+0.64%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると横ばいが続ききました。
その後はジリジリと売り戻されていきましたが、引けにかけては上昇していきました。

6月はイイ感じだったわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+1.59%
・COIN(コインベース) …▲0.83%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.00%
・DDOG(データドッグ) …+1.70%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.41%
・MQ(マルケタ) …▲0.85%
・U(ユニティ) …▲0.49%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.275から4.232に低下しました。
為替は再び円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

メガテックが弱かったわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落しました。AAPLが+2.03%と大きく上げている一方で、TSLAは▲1.84%、AMZN▲1.75%、GOOG▲1.29%と大きく下げています。
相場全体が強いなかでも、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・HPE(ヒューレット・パッカード)…+11.08%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…+8.81%
・JNPR(ジュニパー・ネットワークス)…+8.45%
・PLTR(パランティア)…+4.27%
・ORCL(オラクル)…+3.99%
・MOS(モザイク)…+3.28%
・CCL(カーニバル)…+3.15%
・T(AT&T)…+3.06%
HPEは買収の話がうまくいきそうなことが好感されさてました。
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・ALB(アルビマール)…▲3.51%
・FTV(フォーティブ)…▲3.36%
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…▲3.01%
・LW(ラム・ウェストン)…▲2.90%
・BA(ボーイング)…▲2.34%
・NEE(ネクステラ・エナジー)…▲2.07%
・STLD(スチール・ダイナミクス)…▲2.07%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+0.86%
・金融 …+0.73%
・ヘルスケア…+0.52%
・通信 …+0.50%
・公益事業 …+0.49%
・生活必需品…+0.46%
・資本財 …+0.40%
・素材 …+0.36%
・不動産 …+0.26%
・エネルギー…▲0.41%
・一般消費財…▲0.70%
1%以上変動のあったセクターはなく、比較的穏やかな1日となりました。
情報技術や金融セクターを中心に上げており、一般消費財とエネルギーは下落しています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.52上昇して、終値では6,204に上げました。
3日連続の上昇となったS&P500ですが、連日の最高値更新です。
年初来リターンも+5.50%に伸ばしており、今年もやっと強い米国市場が始まりました。
過去チャートで見ると4月は単なる買い場に見えるかもしれませんが、実際渦中にいた時はそれどころじゃなかった人も多いのではないでしょうか?
そこでポジションを縮小してしまった人は、次にくる調整局面ではうまく立ち回れるように今のうちから準備しておきましょうね。

これからも調整は来るわよ!
FEAR&GREEDインデックスは65から67に上げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
EUが10%の一律関税案に応じる構え
EUが米国との通商交渉で10%の一律関税案を受け入れる構えがあると発表しました。
一方で、医薬品、半導体などの重要分野では米国に関税引き下げの確約を求めているとのこと。
7月9日の期限までに通商合意に至らなければ、ほぼすべての関税率は50%に引き上げられてしまうため、おそらく合意に至るだろうと考えられています。


決着してくれるといいわね!
ボスティック総裁『関税は持続的にインフレ圧力に』
アトランタ連銀のボスティック総裁は、関税は物価を一時的に押し上げるのではなく、インフレ圧力は一段と持続し得るとの見解を示しました。
FRB当局者の中でも、関税がインフレに与える影響に関して意見の隔たりが生じているようです。
ウォラー理事とボウマン副議長は7月の利下げを支持していましたが、異を唱えるメンバーも多いようです。


全会一致とはならなそうやな
オラクルが年間300億ドルの大型契約を締結
オラクル(ORCL)は年間収入で300億ドル規模の大型契約を締結したことを明らかにしました。
この契約による収益は2028年度から反映される見通しですが、顧客名は公表されていないとのこと。
年初来で30%超えのリターンをたたき出しているオラクルですが、これからもさらに株価を上昇させそうですね。


どことの契約か気になるわね!
7月の注目イベントについて
今週から7月になりますので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・7/ 1 ISM製造業景気指数
・7/ 3 ISM非製造業景気指数
*7/ 3 雇用統計
*7/15 消費者物価指数(CPI)
・7/16 生産者物価指数(PPI)
・7/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・7/17 小売売上高
・7/18 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・7/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*7/29~30 FOMC
・7/30 PCEデフレーター
・7/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【6/30 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.52%
・ダウ平均 …+0.63%
・NASDAQ100…+0.64%
【経済トピックス】
・EUが10%の一律関税案に応じる構え
・ボスティック総裁『関税は持続的にインフレ圧力に』
・オラクルが年間300億ドルの大型契約を締結
昨日の米国市場は上昇して3日続伸となりました。
主要貿易相手国との関税交渉で合意に近づいているとの期待を背景に、株式市場にも楽観が広がっているようです。
S&P500は2日連続で高値を更新して、大台の6,200を突破。
『米国株投資はオワコン』などと言っていたインフルエンサーもいましたが、SNSやYouTubeを見るのであればポジショントークの煽りに負けない握力を培う必要がありますね。
ちなみに7/4(金)は独立記念日で米国市場はお休み。前日の3日も半日ですから今週は実質3.5日しかないんですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。


最後まで読んでくれてありがとう!
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