昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
先週末に格付け会社のムーディーズが米国の信用格付けを最上位から1段階引き下げたことで、一時混乱が起きましたが、市場はムーディーズを遅行指数と判断したようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/19 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
米国の信用格下げによって市場は混乱していますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.09%
・ダウ平均 …+0.32%
・NASDAQ100…+0.09%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするとダウを中心に上昇していきました。
その後少し売り戻されましたが、引けにかけては買い戻されていきました。

急落は避けられたわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲1.64%
・COIN(コインベース) …▲0.93%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.16%
・DDOG(データドッグ) …▲1.03%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.30%
・MQ(マルケタ) …+3.97%
・U(ユニティ) …▲2.50%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.445から4.449に上昇しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄のほうが多かったように見えます。

かなり回復したわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、2銘柄が下落しました。TSLA▲2.25%、AAPL▲1.17%と大きく下げていますが、上げた方はMSFTが1.01%上げた以外は限定的な上げ幅。
あまりトレンドが見えなかった相場の中でも、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・UNH(ユナイテッド・ヘルス)…+8.21%
・MRNA(モデルナ)…+6.15%
・DG(ダラー・ゼネラル)…+4.95%
・GEV(GEベルノバ)…+4.33%
・HUM(ヒューマナ)…+3.94%
・GILD(ギリアド・サイエンシズ)…+3.57%
・TTWO(テイクツー・インタラクティブ)…+3.49%
・BIIB(バイオジェン)…+3.07%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・FSLR(ファースト・ソーラー)…▲7.59%
・AES(エーイーエス)…▲4.10%
・CZR(シーザーズ・エンターテイメント)…▲3.68%
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…▲3.21%
・BBY(ベスト・バイ)…▲2.98%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…▲2.95%
・BLDR(ビルダーズ・ファーストソース)…▲2.52%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+0.95%
・素材 …+0.54%
・公益事業 …+0.53%
・生活必需品…+0.38%
・資本財 …+0.26%
・金融 …+0.21%
・通信 …+0.16%
・不動産 …+0.05%
・情報技術 …▲0.08%
・一般消費財…▲0.22%
・エネルギー…▲1.00%
UNHの急騰によってヘルスケアが大きく上げていますが、あまりトレンドが見えない1日となりました。
一方で、景気見通しが悪くなるとエネルギーセクターは下げてしまいますね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.09%上昇して、終値では5,963に上げています。
6日連続の上昇となったS&P500ですが、昨日の上昇によってさらに大台の6,000に迫まっています。
年初来のリターンもプラスを維持して、4月初旬の安値からのリバウンドも19.68%と強気相場入り目前です。
2月につけた過去最高値まであと3%といったところまで戻していますので、今週中の達成も可能性を残しました。

長い陽線で引けたわね!
FEAR&GREEDインデックスは71から70に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
エヌビディア最新AIテクノロジー発表
エヌビディアのジェンスン・フアンCEOはAIコンピューティング需要の拡大を支える一連の最新テクノロジーを発表しました。
台北でのアジア最大級のエレクトロニクス見本市に合わせて、新製品を紹介するとともに台湾との関係強化を図りました。
AI向け次世代システム「GB300」も今年第3四半期に本格投入予定だと明らかにしたことで、本来であればもっと株価を上げられる材料となるはずだったんですけどね。

地合いが悪かったわね!
FRB当局者9月まで利下げ見送り
米地区連銀の総裁のなかには、9月より前に政策金利を引き下げる用意は整っていないとの見解を示しました。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、経済の先行きが見通せるのは6月でも7月でもないと語っています。
アトランタ連銀のボスティック総裁も、当面は金利を動かす考えがないことをうかがわせています。
一時は年内4回の利下げを織り込んでいた市場ですが、現在は2回の利下げに減っていますね。


さらに減る可能性もあるな
ファーウェイの半導体巡り米中が対立
トランプ政権がファーウェイのAI半導体は米輸出管理規則に違反すると発表したことについて、中国政府はスイスで行った最近の貿易協議を台無しにしたと非難しました。
ジュネーブでの交渉では、米中が貿易合意に向けて進展したと思われましたが、一筋縄ではいかない関係のようです。

問題を大きくしてほしくないわね!
5月の注目イベントについて
5月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【5/19 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.09%
・ダウ平均 …+0.32%
・NASDAQ100…+0.09%
【経済トピックス】
・エヌビディア最新AIテクノロジー発表
・FRB当局者9月まで利下げ見送り
・ファーウェイの半導体巡り米中が対立
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
先週末に発表されたムーディーズによる米国格下げが市場に混乱を起こすと考えた投資家も多かったようですが、市場はすでに織り込み済みだったということでしょうか。
一方で、良好な方向に向かうと思われていた米中関係でしたが、再び関係が悪化しそうな場面に直面しています。
沈静化したかのように見えたトランプ関税ですが、まだまだ油断できるほど解決していないというのは忘れてはいけませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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