昨日の米国市場はハイテク株を中心に大きく上昇しました。
S&P500とダウ、小型株のRussell2000がそろって高値を更新しています。
雇用統計の発表があり、失業率は低下するも雇用の鈍化が示されました。
関税を巡る経済混乱は1年を経過するも、米国の景気はなんとか耐えているといった印象です。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
1/9 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
雇用統計の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.65%
・ダウ平均 …+0.48%
・NASDAQ100…+1.02%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると一旦売られるも上昇していきました。
その後も大きな押し目はなく、引けにかけてナスダックを中心に上げていきました。

久しぶりにイイ感じね!

ハイパーグロース株はイマイチやな
・AFRM(アファーム) …+0.23%
・COIN(コインベース) …▲1.96%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.45%
・DDOG(データドッグ) …▲3.97%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.11%
・MQ(マルケタ) …▲1.66%
・U(ユニティ) …▲1.37%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.167から4.169に上昇しました。
為替は1ドル157円91銭と急激にドル高に進みました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上げた銘柄の方が多かったことが分かります。

全部上げではなかったのね!

マグニフィセント7は6銘柄が上昇、NVDAのみがわずかに下落。TSLAが+2.11%、METAが+1.08%と大きく上げた以外は限定的な上昇。
大型株はそこまでではありませんが、テックの一部では大きく上昇した銘柄もありました。
・SNDK(サンディスク)…+12.81%
・BLDR(ビルダーズ・ファーストソース)…+12.01%
・INTC(インテル)…+10.80%
・VST(ビストラ)…+10.47%
・LEN(レナー)…+8.85%
・LRCX(ラムリサーチ)…+8.66%
・DHI(DRホートン)…+7.80%
・PHM(パルトグループ)…+7.34%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・LVS(ラスベガスサンズ)…▲4.77%
・CSGP(コスター)…▲4.68%
・DDOG(データドッグ)…▲3.97%
・LULU(ルルレモン)…▲3.90%
・EQR(エクイティ・レジデンシャル)…▲3.87%
・DASH(ドアダッシュ)…▲3.81%
・EPAM(EPAMシステムズ)…▲3.57%
毎日上げた銘柄と下げた銘柄を見ていると、よく見る名前ってありますよね。それを追っかけてると今のトレンドを把握できます。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・素材 …+1.48%
・資本財 …+1.39%
・生活必需品…+1.18%
・公益事業 …+1.18%
・情報技術 …+1.03%
・一般消費財…+0.85%
・通信 …+0.66%
・エネルギー…+0.44%
・金融 …+0.28%
・不動産 …▲0.21%
・ヘルスケア…▲0.28%
相変わらず素材が強いですね。1年間でなんと45%も上げており、情報技術の2倍以上のリターンです。
他にも資本財や生活必需品、公益事業や情報技術が1%を超える大きな上昇。
一方で、ヘルスケアと不動産はマイナス。ヘルスケアはこのところ好調でしたが、一旦の踊り場となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.65%上昇して、終値では6,966に上げました。
年明けから6日間で5日上昇したS&P500ですが、今年2回目の高値更新となりました。
年初来で+1.76%の上昇と上々の滑り出しですね。
雇用統計や経済指標の発表が相場を後押ししたようです。
とはいえ、昨年も1月は2.7%上げていましたので、油断はできませんけどね。

どこかで調整はくるわよ!
FEAR&GREEDインデックスは46から51に上がりましたがNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
12月の失業率は低下するも雇用は減少
昨年12月の雇用統計が発表されましたが、予想を下回る雇用者数に対して失業率は低下していました。
【失業率】
結果 4.4%(予想 4.5%)
前回 4.5%(速報値4.6%)
【非農業部門雇用者数】
結果 5万人増(予想 7万人増)
前回 5.6万人増(速報値6.4万人増)
【平均時給】
(前年同期比)
結果 3.8%増(予想3.6%増)
前回 3.6%増(速報値3.5%増)
(前月比)
結果 0.3%増(予想0.4%増)
前回 0.2%増(速報値0.1%増)
・雇用の伸びは娯楽・ホスピタリティーや医療がけん引
・民間部門の雇用者数は12月に3万7000人増
・小売りや建設、製造業で雇用が減少
労働市場は引き続き脆弱な状態にあり、3会合連続で利下げされた影響はまだ限定的のようです。
政府機関の閉鎖で混乱していた雇用市場ですが、やっと通常の統計が発表されましたね。

今はどんな雇用が株価を上げるかは難しいわね!
ミシガン大消費者マインド上昇で景況感改善
ミシガン大学が発表した1月の消費者マインドは、予想の53.5を上回り54.0に上昇しました。
前月は52.9でしたからわずかに上向いているようです。
1年先のインフレ期待は4.2%と前月と変わらず。5-10年先のインフレ期待は3.4%と前月の3.2%から上昇しました。
生活コストがなかなか下がらない中でも、堅調な個人消費が米景気を支えているようです。

いつ崩れるかはわからんな
ゴールドマン次は消費者関連に注目
AIブーム鈍化が懸念される中でゴールドマン・サックスは、中間層の消費支出拡大で恩恵を受ける銘柄に注目しているようです。
『必要ではないがあればうれしい』商品を販売する銘柄に強気で、高級衣料品やアクセサリー販売、家庭用品、旅行会社、カジノなどが含まれているとのこと。
昨年10月以降、相場全体を上回るパフォーマンスを見せているので、今後もバリューがハイテクをアウトパフォームすると見ています。

どうなるかは懐疑的ね!
1月の注目イベントについて
2026年になりましたので、1月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*1/13 消費者物価指数(CPI)
・1/14 生産者物価指数(PPI)
・1/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・1/15 小売売上高
*1/27・28 FOMC
・1/29 PCEデフレーター
・1/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【1/9 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.65%
・ダウ平均 …+0.48%
・NASDAQ100…+1.02%
【経済トピックス】
・12月の失業率は低下するも雇用は減少
・ミシガン大消費者マインド上昇で景況感改善
・ゴールドマン次は消費者関連に注目
昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。
予想を下回る雇用者数に労働市場の鈍化が示されましたが、失業率は低下しており強弱混在。
消費者マインドは上がるもインフレ懸念は上げるといった、まちまちなデータが発表されています。
それでも米経済が耐えているといった現状に、株価は上昇を続けられるのでしょうか。
確かにこのままAI関連銘柄が上げ続ける未来を描くのは少々乱暴な予想となりますが、まだもう少しハイテク株の未来に期待したいところですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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