昨日の米国市場はわずかに上昇して、S&P500は高値を更新しています。
前日アフターで決算発表のあったGoogleは株価を上昇させましたが、テスラはマスク氏の弱気発言などによって株価を急落させています。
来週にも大型株の決算発表が続きますので、トランプ関税以外にも注目したいところです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky7/24 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
メガテックの決算発表が相場に影響していますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.07%
・ダウ平均 …▲0.70%
・NASDAQ100…+0.25%
プレマーケットからS&P500とNasdaq100は買われダウは売られていた相場は、マーケットがオープンしてもその相関図は変わりませんでした。
その後ダウも含めて買い戻される場面もありましたが、引けにかけては売り戻されていきました。

ダウは調子崩してるわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.27%
・COIN(コインベース) …▲0.28%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.11%
・DDOG(データドッグ) …+1.78%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.57%
・MQ(マルケタ) …▲1.02%
・U(ユニティ) …▲0.21%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.384ら4.400に上昇しました。
為替は円高に向かいそうです。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄の方が多かったことがわかります。

テスラがやっちゃったわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、2銘柄が下落しました。NVDAとAMZNが+1.73%と大きく上げていますが、TSLAが▲8.20%と急落させています。
相場全体はそれほど強くありませんでしたが、大きく上昇した銘柄もありました。
・WST(ウェスト・ファーマシューティカル)…+22.78%
・URI(ユナイテッド・レンタルズ)…+8.96%
・LH(ラボコープ)…+6.86%
・ALB(アルビマール)…+6.84%
・ALLE(アレジオン)…+6.03%
・NDAQ(ナスダック)…+5.91%
・TMUS(Tモバイル)…+5.80%
・TECH(テクネ)…+5.71%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・LKQ(エルケーキュー)…▲17.82%
・DOW(ダウ)…▲17.45%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…▲16.84%
・CMG(チポトレ・メキシカン)…▲13.34%
・LUV(サウスウエスト航空)…▲11.16%
・CNC(センティーン)…▲9.04%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+0.46%
・通信 …+0.43%
・エネルギー…+0.31%
・金融 …▲0.12%
・公益事業 …▲0.18%
・資本財 …▲0.23%
・ヘルスケア…▲0.27%
・生活必需品…▲0.28%
・不動産 …▲0.28%
・素材 …▲1.27%
・一般消費財…▲1.28%
情報技術と通信は上げていますが上昇幅は限定的。
一方で、テスラの急落によって一般消費財は大きく下げています。
他にも素材は大きく下げていますが、6セクターの下げ幅はそこまで大きくありませんでした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.07%上昇して、終値では6,363に上げました。
昨日はわずかに上昇したS&P500ですが、今年13回目(4日連続)の高値更新となりました。
グーグルの決算でAI関連に高い需要があることが示され、強気相場を後押ししました。
来週にはメガテックの決算発表が控えており、FOMCを含む経済指標の発表もあります。
そこまでの好材料がない中でここまで上げてきましたが、そろそろ調整局面が来てもおかしくない時期に差し掛かっていると考えています。

健全な調整が来るかもね!
FEAR&GREEDインデックスは76から75に下げましたが、EXTREME GREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
大統領『パウエル議長の解任は不要』
トランプ大統領はFRBの本部改修工事の現場を視察して、パウエル議長と金利水準について話し合いました。
改めて利下げを注文する中で、パウエル議長解任の必要はないと述べました。

アルファベット売上高が予想を上回る
前日のアフターに決算発表のあったGoogleの親会社アルファベットは、クラウド需要の後押しもあり売上高が市場予想を上回りました。
一方で、同社は大規模設備投資が不可欠だとして通期設備投資見通しを引き上げていますが、AI競争に向けた巨額投資の正当性が問われる状況となっています。
同社の株価は年初来で+1.5%と奮わない状況ですが、4月の急落時の底からは+32%の回復をしています。

高値更新までは7.4%ほどやな
テスラ今後数四半期は厳しい局面に
テスラのイーロン・マスクCEOは決算発表の際に、今後数四半期において厳しい局面を迎えると発言したことで、株価は大幅に急落しています。
ロボタクシーや低価格車の計画が前進していると示されましたが、今後の見通しに対する懸念を完全には払拭することはできませんでした。
いつもは強気なイーロンが控えめな口調で話している時点で、相当厳しい現実がありそうですから、ホルダーは投資方針を考えざるを得ない状況となりました。

今後の株価次第ね!
7月の注目イベントについて
7月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・7/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*7/29~30 FOMC
・7/30 PCEデフレーター
・7/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【7/24 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.07%
・ダウ平均 …▲0.70%
・NASDAQ100…+0.25%
【経済トピックス】
・大統領『パウエル議長の解任は不要』
・アルファベット売上高が予想を上回る
・テスラ今後数四半期は厳しい局面に
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
特に大きな好材料がない中でも高値を更新しているS&P500ですが、そろそろ燃料切れになりそうです。
グーグルやテスラの決算では見通しに明暗が分かれていますが、来週にも大型決算が続きます。
場合によっては相場全体に影響がある可能性もありますから、インデックス投資家と言えども大型決算は確認したいところです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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