昨日の米国市場は下落しました。
2025年の米国市場も残すところあと1日ですから、大手ハイテク株を手仕舞いする投資家が多かったようです。
S&P500は年初来で約17%上昇しており、多くの諸外国指数より低い成績となりました。
ただし、関税ショックで大きく下げたところからは+38%戻していますので、これだけでも十分な上げ幅だったと考えています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky12/29 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.35%
・ダウ平均 …▲0.51%
・NASDAQ100…▲0.46%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると一旦買い戻されるもその後は下落していきました。
日中には少しづつ買い戻されていきましたが、引けにかけては売られた1日となりました。

ラリー再開はなかったわね!

ハイパーグロース株もイマイチやな
・AFRM(アファーム) …▲0.40%
・COIN(コインベース) …▲1.32%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.10%
・DDOG(データドッグ) …▲0.27%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.24%
・MQ(マルケタ) …+0.41%
・U(ユニティ) …▲0.22%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.132から4.112に低下しました。
為替は1ドル156円03銭と少し円高に向かいました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったことが分かります。

テスラが下げたわね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。特にTSLAは▲3.27%と急落、NVDAも▲1.21%と大きく下げています。
下げ相場の中でも大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・MU(マイクロン)…+3.41%
・EBAY(イーベイ)…+2.97%
・TPL(テキサス・パシフィック)…+2.43%
・EXE(エクスパンド・エナジー)…+2.09%
・VRSK(べリスク)…+2.00%
・ERIE(エリー・インデムニティー)…+1.78%
・ANET(アリスタ・ネットワークス)…+1.75%
・LULU(ルルレモン)…+1.71%
一方で、大きく下げた銘柄もわずかにありました。
・NEM(ニューモント)…▲5.64%
・ALB(アルビマール)…▲3.62%
・FCX(フリーポートマクモラン)…▲2.94%
・BBY(ベストバイ)…▲2.54%
・PLTR(パランティア)…▲2.40%
・SNDK(サンデスク)…▲2.32%
・HPQ(ヒューレットパッカード)…▲2.28%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+0.75%
・不動産 …+0.10%
・生活必需品…+0.07%
・公益事業 …±0%
・通信 …▲0.18%
・ヘルスケア…▲0.29%
・資本財 …▲0.32%
・情報技術 …▲0.47%
・金融 …▲0.53%
・一般消費財…▲0.90%
・素材 …▲2.45%
前日のパフォーマンスとは真逆に近い値動きとなり、エネルギーが大きく買われました。
他にも不動産や生活必需品などのディフェンシブセクターに資金が戻り、今年買われたセクターに手仕舞いが入りました。
それでも素材セクターは年初来で+36%も上昇しており、今年のベストセクターとなりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.35%下落して、終値では6,905に下げました。
5連騰の後に2日続落となったS&P500ですが、年初来では+16.66%上げています。
関税ショックでは年初来▲15.28%下げる場面もありましたが、そこから+38%戻しは満足いく結果ではないでしょうか。
2025年も残すところ1日となりましたが、みなさんの投資成績はいかがだったでしょうか。
もしもS&P500を下回る成績であったのであれば、2026年はもう少しコア資産を増やした方が良いかも知れませんね。

3年連続の2桁リターンね!
FEAR&GREEDインデックスは56から49に下げ、GREEDからNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ウォール街2026年も強気一色
ウォール街の予想では米国株相場は2026年も上昇し、年ベースで4年連続高になるとの予想が大勢を占めているとのこと。
一方で、AIブームが失速する可能性や政策金利が市場予想を裏切る恐れなどが懸念され、2年目のトランプ政権が1年目以上に予測不能な混乱をもたらす可能性もあるという。
ストラテジストはそろって楽観的な予想をしており、下落を予想した人はいないということ。

これはなにかのフラグっぽいわね!
トランプ大統領まだパウエル解任の可能性はある
トランプ大統領はパウエルFRB議長を解任する可能性がまだあるかもしれないと語りました。
また、次期FRB議長候補の中に、お気に入りの候補がいることも示しました。
後任にはホワイトハウスのハセット国家経済会議委員長が最有力候補とみられているが、トランプサプライズはあるのでしょうか。

順当なことってないからな
1月の注目イベントについて
今週からは早くも2025年になりますので、1月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・1/ 6 ISM製造業景気指数
・1/ 8 ISM非製造業景気指数
*1/ 9 雇用統計
*1/13 消費者物価指数(CPI)
・1/14 生産者物価指数(PPI)
・1/ 6 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・1/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・1/15 小売売上高
*1/27・28 FOMC
・1/29 PCEデフレーター
・1/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【12/29 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.35%
・ダウ平均 …▲0.51%
・NASDAQ100…▲0.46%
【経済トピックス】
・ウォール街2026年も強気一色
・トランプ大統領まだパウエル解任の可能性はある
昨日の米国市場は下落しました。
今年のS&P500は16%以上上昇しており、3年連続の2桁リターンがほぼ確定しました。
ウォール街は2026年も続伸すると予想しているようですが、ストラテジストの予想が当たることがほとんどないというのが不吉な予感をさせてしまいますね。
そろそろバブル相場が終わるとも言われていますが、大きな調整にも耐えられるポートフォリオにしておく必要があるかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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