昨日の米国市場は大きく上昇しました。
政府機関閉鎖が解決に向かいはじめたことが好感されたようです。
特にこれまで売られてきたテック株に資金が戻ってきたことで、ナスダックを中心に市場はリスクオンとなっています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky11/10 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
政府機関閉鎖は数日内に解除されそうですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+1.54%
・ダウ平均 …+0.81%
・NASDAQ100…+2.20%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしてもナスダックを中心に上昇していきました。
その後わずかに押し戻されますが、引けにかけても上昇していきました。

ナスダックが強かったわね!

ハイパーグロース株も爆上げやな
・AFRM(アファーム) …+3.36%
・COIN(コインベース) …+2.84%
・CRWD(クラウドストライク)…+3.28%
・DDOG(データドッグ) …+4.43%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲3.22%
・MQ(マルケタ) …+3.24%
・U(ユニティ) …+7.74%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.093から4.120に上昇しました。
ドル円はわずかにドル高に進んでいます。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことがわかります。

メガテックが強かったわね!

マグニフィセント7は7銘柄すべてが上昇。NVDAが+5.79%と急騰、GOOGが+3.89%、TSLAが+3.66%と大きく上げています。
テック株を中心に大きく上げた銘柄が多かったようです。
・PLTR(パランティア)…+8.81%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…+6.91%
・ALB(アルビマール)…+6.59%
・MU(マイクロン)…+6.46%
・NEM(ニューモント)…+5.84%
・STX(シーゲイト)…+5.24%
・APP(アップラビン)…+5.06%
・ROK(ロックウェル)…+4.75%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・CNC(センティーン)…▲8.81%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…▲7.34%
・HUM(ヒューマナ)…▲5.40%
・BALL(ボール)…▲5.25%
・ELV(エレバンスヘルス)…▲4.41%
・CHTR(チャーター・コミュニケーションズ)…▲4.28%
・HPQ(ヒューレットパッカード)…▲3.77%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+2.50%
・通信 …+2.34%
・素材 …+2.07%
・一般消費財…+1.37%
・エネルギー…+1.08%
・ヘルスケア…+0.99%
・資本財 …+0.60%
・金融 …+0.56%
・公益事業 …+0.03%
・不動産 …▲0.07%
・生活必需品…▲0.12%
情報技術と通信、素材は2%を超える大きな上昇。
一方で、生活必需品と不動産はわずかに売られています。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.54%上昇して、終値では6,832に上げました。
先週まで下落傾向にあったS&P500ですが、昨日は大きく上げて11月の下落をほぼ回復させました。
先週末には一時、50日移動平均線にタッチするまで下げていましたが、再び上昇トレンドラインまで戻しています。
政府機関閉鎖が続くことへの不安によって下げていた相場でしたから、その分はすべて戻してくれるかも知れません。

また高値を更新して欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは21から32に上げ、EXTREME FEARからFEARに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
政府機関の閉鎖を終わらせる法案が可決
米議会上院は連邦政府機関の閉鎖を終わらせるための法案を前進させる手続きを可決しました。
トランプ大統領も超党派合意を支持すると表明しましたので、向こう数日以内に再開される可能性が高まりました。
すでに過去最長の41日目を迎えた政府閉鎖の「悪夢」はあと少しで終焉を迎えることになりそうです。

やっと終わるのね!
CPIの代替え民間インフレデータは鈍化を示す
オンライン価格分析会社のオープンブランドがまとめたデータによると、10月の米国の耐久消費財および個人用品価格の伸び率が3カ月ぶりに鈍化したことが示されました。
これまで注目されることのなかった民間データですが、CPIが発表されない現在ではインフレを探る数少ない手がかりとなりそうです。
FRB当局者がどこまで信用するかはわかりませんが、インフレ鈍化は利下げへの後押しとなってくれそうですね。

心配なのは雇用やな
利下げ慎重な姿勢示すセントルイス連銀総裁
セントルイス連銀のムサレム総裁は、経済は来年の早い時期に力強く回復するとの見通しを示し、追加利下げには慎重な対応が必要との認識を強調しました。
その要因として政府機関再開がもたらす押し上げや財政支援や、これまでに実施された利下げの効果と規制緩和を挙げました。
経済が持ち直すのは喜ばしいことですが、金融緩和措置まで必要ないとなれば利下げは先送りになるかも知れませんね。

利下げ慎重派ね!
11月の注目イベントについて
11月になりましたので、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*11/13 消費者物価指数(CPI)
・11/14 小売売上高
・11/14 生産者物価指数(PPI)
・11/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・11/22 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・11/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・11/26 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
・11/27 PCEデフレーター
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【11/10 米国市場の値動き】
・S&P500 …+1.54%
・ダウ平均 …+0.81%
・NASDAQ100…+2.20%
【経済トピックス】
・政府機関の閉鎖を終わらせる法案が可決
・CPIの代替え民間インフレデータは鈍化を示す
・利下げ慎重な姿勢示すセントルイス連銀総裁
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
両党は政府機関閉鎖の終了について一気に舵を切り、数日で閉鎖は解消するかも知れません。
これまで1ヶ月以上も政府機関が閉鎖したことで、雇用やインフレの手掛かりをつかむことができずに不確実性から株は売られてきました。
今後再び経済指標が発表されはじめることになりそうですが、おかしなサプライズがないことを祈りましょう。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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