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【山場が続く米国市場】インフレ低下で株価上昇するも警戒残る

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市場分析
こんなことがわかる記事

・12/13米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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こんにちは!
今夜には買い向かうかも知れない
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場はわずかな上昇となり、12月に入ってからの下落分を取り戻しつつあります。

消費者物価指数(CPI)の発表を受けた米国市場は、一気にブレイクアウトすると思われましたが、投資家心理はそこまで楽観していないようです。

それもそのはず今夜にはFOMC(政策金利の発表)が控えており、ひと山こえたばかりの市場には連日でビックイベントが続きます。

それでは12/13の米国市場を振り返り【山場が続く米国市場】インフレ低下で株価上昇するも警戒残るについて解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
S&P500の今後について解説してるで

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12/13米国市場の値動き

昨日の米国市場はわずかに上昇し、12月入ってから初めての続伸となりました。

大注目の消費者物価指数(CPI)の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

寄り天から低下した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数そろって上昇しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.73%
・ダウ…+0.30%
・NASDAQ…+1.01%

プレマーケットでは爆上げしていた相場は、マーケットがオープンするとジリジリと下げていきました。ダウは途中マイナスにまで落ち込みましたが、引けにかけてわずかに上昇していきました。

それにしてもプレマーケットではナスダックは+5%近く上昇していたにもかかわらず、最終的には1%にまで上昇幅を縮小してしまい、爆上げを期待していた投資家はガックリしたことでしょう。

結果はくっきり分かれており、バリュー株は下落、グロース株は上昇となりました。

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ハイパーグロース株は残念だったわ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲3.99%
・COIN(コインベース)…▲9.18%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.07%
・DDOG(データドッグ)…+3.53%
・DOCS(ドクシミティー)…+4.68%
・MQ(マルケタ)…+4.01%
・U(ユニティ)…▲0.44%

リッヒ
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マーケットオープン直後は
どの銘柄ももっと爆上げしてたのにな

急激に低下した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.617から3.501に低下しました。

先週から上昇基調にあった長期金利でしたが、昨日の消費者物価指数の発表後に急激に低下しました。一時は3.43にまで下落した利回りは、引けにかけて少し回復していきました。

政策金利を引き上げているFRBにとっては、長期金利があまりにも下がっていくことは歓迎していないでしょう。

リッヒ
リッヒ

今夜のパウエル砲に備えとるな

急落したVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の25.00から22.55に急落しました。

今月に入り続伸してきたVIXですが、昨日1日で急落しました。今夜にはパウエル議長の記者会見がありますので、その結果次第ではさらに低下していく可能性もあります。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇しているように見えます。

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テスラちゃん続落ね!

TSLA(テスラ)が連日の急落をしています。前日▲6.27%、昨日▲4.09%と2日で▲11%も急落しました。中国での需要低下により工場停止が原因と言われていますが、それにしても落としすぎじゃないですかね。

リッヒ
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イーロンまた売っとるんやないやろな

他にも、WBD(ワーナーブラザーズ)▲3.37%、LLY(イーライリリー)▲2.34%、BMY(ブリストルマイヤーズ)▲1.95%と下落しています。ヘルスケア銘柄の多くが下落しているのも目立っています。

その他多くの銘柄は上昇しています。

12/13大きく上昇した銘柄

・NVDA(エヌビディア)…+3.06%
・META(メタ)…+4.74%
・GOOG(アルファベット)…+2.49%
・INTU(イントゥイット)…+2.49%
・NOW(サービスナウ)…+3.62%
・LOW(ロウズ)…+2.99%

一方で、航空株はほとんどが大きく下落しており、UAL(ユナイテッド・エアラインズ)▲6.94%、AAL(アメリカンエアライン)▲5.21%、DAL(デルタエアライン)▲4.00%でした。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち10セクターが上昇1セクターのみが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…+1.84%
・通信…+1.67%
・不動産…+1.66%
・情報技術…+1.28%
・素材…+1.15%
・ヘルスケア…+0.57%
・資本財…+0.42%
・公益事業…+0.36%
・一般消費財…+0.32%
・金融…+0.1%
・生活必需品…▲0.11%

前日に続きエネルギーセクターが続伸しました。原油価格が上げたことによる上昇ですが、エネルギーセクターは1ヶ月間では▲6%も下落しています。

通信セクターの上昇は、大型株のグーグルとメタの株高がけん引していますが、1週間のリターンは指数をアンダーパフォームしています。

一方で、唯一の下落セクターとなった生活必需品セクターですが、1週間のパフォーマンスも11セクターのうち最下位です。景気後退が意識される市場において、ディフェンシブセクターに注目が集まると考えていたのですが、思いのほか苦戦しています。

ここ
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1週間ではハイテクがもっとも
リターンが大きかったわ!

大きな山場が続くS&P500

昨日のS&P500は何とか上昇しましたが、連日のように大きな山場が続きます。

終値では4,019まで上がり4,000台を回復しましたが、昨日のCPI発表に続き今夜にはFOMC後の記者会見があります。

12月の利上げは0.5%に下がることはおおむね織り込まれていますが、ターミナルレートの水準やハイレートのピーク期間など、パウエル議長の発言が市場予想よりもタカ派だった場合は株価急落もあり得ると考えています。

上記チャートに記したように、ハト派発言であれば赤矢印のように上昇、タカ派発言であれば青矢印のように下落といった値動きが予想されます。

ここ
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想定内のタカ派発言なら
株高も期待できるわね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

予想を下回る消費者物価指数(CPI)

日本時間の昨夜22:30に11月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。結果は市場予想を下回り、発表後の株価は一時高騰し、債券利回りは低下、円高ドル安に進みました。

11月消費者物価指数(CPI)

【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…7.1%(予想…7.3%)
・前回…7.7%
〈前月比〉
・結果…0.1%(予想…0.2%)
・前回…0.4%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…6.0%(予想…6.1%)
・前回…6.3%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.3%)
・前回…0.3%

総合CPI(前年比)は7.1%と予想の7.3%を下回り前回の7.7%よりも大幅に低下しました。また、前月比では0.1%と伸びが鈍化して、3ヶ月ぶりの低水準。特にエネルギー価格は大きく減少した一方で、食品価格は上昇しています。

コアCPIに関しては予想6.1%に対して6.0%と、前回の6.3%より低下していました。

  • 中古車価格2.9%低下-5カ月連続のマイナス
  • 衣料費0.2%上昇
  • エネルギー価格1.6%低下-ガソリンや電気代、天然ガスが下落
  • 食品価格0.5%上昇
  • 航空運賃3%低下
  • 医療サービスコスト0.7%低下

今回の消費者物価指数(CPI)の発表を受けて、利上げの減速期待が高まり市場心理を改善させました。

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FRBはどう受け止めたのかしら?

OPECが来期の需要を下方修正

OPECは来期以降に必要となる原油生産量の見通しを下方修正しました。

1ヶ月前には供給不足が示唆されており、燃料消費が鈍化するとの懸念から原油価格は下落していました。

中国の経済活動が再開できるのかや、ロシアの原油輸出に対する新たな制裁措置など不透明要素が多く残るため、OPEC加盟国に警戒するように促しているようです。

リッヒ
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原油の需要が低下すれば
インフレはさらに低下するかもな

イーロン・マスクが世界一の富豪から陥落

米国の資産家イーロン・マスク氏は、資産を大きく目減りさせたことで世界一の富豪の座から陥落しました。

同氏はテスラのCEOを務めるだけでなく、宇宙開発企業のスペースXや買収したばかりのツイッターのCEOを兼任しています。

マスク氏の資産はかつて3400億ドルまで膨れ上がりましたが、今年1月以降で1000億ドル余り減少して、現在は1631億ドルとなりました。

変わって世界一の富豪となったのは、『フランス・ファッション界の帝王』の異名を持つバーナード・アルノーです。

ベルナール・ジャン・エティエンヌ・アルノーは仏国の実業家で、ルイ・ヴィトンクリスチャン・ディオールの大株主であり両社のCEOを務めています。

世界の富豪ランキングに興味がある人は、こちらの記事が参考になります。

ここ
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先月時点の資産額だけど驚くわよ!

今月の注目イベントについて

今月も重要な経済指標の発表をはじめ、米国市場に大きな影響を与えそうなイベントが目白押しです。

今月の注目イベント

・12/13~14 FRB政策金利(FOMC)
・12/15 小売売上高(11月)
・12/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・12/15 フィラデルフィア連銀景気指数
・12/22 コンファレンスボード消費者信頼感指数

今夜にはFOMC(政策金利)の発表があります。2023年の米国市場の見通しはパウエル議長の記者会見にかかっているといっても過言ではありません。今後も注目イベントについては引き続きウォッチしていきたいと思います。

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まとめ

【山場が続く米国市場】インフレ低下で株価上昇するも警戒残るをまとめます。

まとめ

【12/13の米国市場の値動き】
・S&P500…+1.43%
・ダウ…+1.58%
・NASDAQ…+1.26%
・長期金利は3.501に低下
・VIXは22.55に急落
【経済トピックス】
・予想を下回る消費者物価指数(CPI)
・OPECが来期の需要を下方修正
・イーロン・マスクが世界一の富豪から陥落
・今夜にはFOMC(政策金利の発表)記者会見

昨日の米国市場は上昇しましたが、マーケットオープン直後の上げ幅を大きく縮小させました。消費者物価指数(CPI)が発表され、利上げの減速が期待されたことで株価は上昇しました。

とはいえ、今夜にはFOMC(政策金利発表)を控えており、明朝にはパウエル議長の記者会見が予定されています。利上げに対する見通しが急変されることはないと予想されますが、サプライズがないとも限りません。

何が起こるかわからない市場において、個人投資家が大きくして買い向かうことはリスクが高すぎると考えています。ポジションを取りたいというのであれば、パウエル議長の会見が終わってからでも遅くはないかなと。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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