昨日の米国市場は大きく下落しました。
前日アフターでの決算発表があったエヌビディアが市場をけん引して、マーケットオープンまでは爆上げしていたのですが、突然急落がはじまってしまいました。
プレで9月の雇用統計が発表された時も株価は上昇していましたので、これが要因というわけでもありません。
正直、何故ここまで下落したのか原因がわかりませんので、余計に怖いですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

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Follow @RamTky11/20 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
雇用統計の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲1.56%
・ダウ平均 …▲0.84%
・NASDAQ100…▲2.38%
プレマーケットから大きく買われていた相場は、マーケットがオープンしてもナスダックを中心に上昇していきました。
その後急激に下落していくと、引けにかけては売られ続けていきました。

1日でスゴい下落だったわね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲4.30%
・COIN(コインベース) …▲7.44%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.70%
・DDOG(データドッグ) …▲9.49%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲3.29%
・MQ(マルケタ) …▲4.15%
・U(ユニティ) …▲3.85%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.143から4.098に低下しました。
ドル円はさらにドル高に進んでいます。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落していることがわかります。

はじめはオールグリーンだったの!

マグニフィセント7はすべてが下落。NVDAが▲3.15%、AMZNが▲2.49%、TSLAが▲2.17%、MSFTが▲1.78%と大きく下げています。
急激にリスクオフ相場に転じた1日でしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・WMT(ウォルマート)…+6.46%
・REGN(リジェネロン)…+5.01%
・GEHC(GEヘルスケア)…+3.37%
・SOLV(ソルベンタム)…+2.85%
・ERIE(エリー・インデムニティー)…+2.81%
・BF.B(ブラウン・フォーマン)…+2.39%
・FDS(ファクトセット)…+2.26%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・J(ジェイコブス)…▲10.95%
・MU(マイクロン)…▲10.87%
・HOOD(ロビンフッド)…▲10.11%
・PODD(インシュレット)…▲9.66%
・DDOG(データドッグ)…▲9.49%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…▲8.92%
・TEL(TEコネクティビティ)…▲7.96%
・AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイシズ)…▲7.84%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは1セクターのみが上昇、他10セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+1.27%
・不動産 …▲0.42%
・公益事業 …▲0.69%
・ヘルスケア…▲0.73%
・金融 …▲1.07%
・エネルギー…▲1.16%
・通信 …▲1.23%
・資本財 …▲1.72%
・一般消費財…▲2.06%
・素材 …▲2.61%
・情報技術 …▲2.79%
好決算で急騰したWMTがけん引して生活必需品が大きく上げていますが、その他はすべてが下落。
一方で、情報技術や素材、一般消費財は2%を超える大きな下げ幅となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.56%下落して、終値では6,538に下げました。
前日には続落を止めたと思われたS&P500ですが、昨日は大きく反落しました。
プレマーケットから大きく上げていたのですが、日中で突然急落がはじまり場中で▲3.5%も下げてしまいました。
ここまで長い陰線をつけたのは4月の関税ショック以来のことです。
これで10月末につけた高値からは▲5.11%の下落となりました。
このまま年末に向けて調整局面を迎えてしまう可能性が高まってしましました。

この下落はすぐには終わらなそうね!
FEAR&GREEDインデックスは11から6に下げ、EXTREME FEARを深めました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
エヌビディアの輸出規制にホワイトハウスが反対
エヌビディアのAI半導体チップを中国などの敵対国への輸出制限にホワイトハウスが反対しています。
国防予算法案は上下両院がそれぞれ可決していますが、輸出制限が同法に盛り込まれるか調整中です。
国防権限法に組み入れられることについてトランプ大統領は容認しています。

国防のためには仕方ないわね!
9月雇用統計予想を上回る伸び失業率は4.4%
昨日発表された9月の雇用統計では、市場予想を上回る伸びとなりました。
一方で失業率は4.4%に上昇しており、およそ4年ぶりの高水準となりました。
【失業率】
結果 4.4%(予想 4.3%)
前回 4.3%
【非農業部門雇用者数】
結果 11.9万人増(予想 5.1万人増)
前回 0.4万人減(速報値2.2万人増)
【平均時給】
(前年同期比)
結果 3.7%増(予想3.7%増)
前回 3.9%増
(前月比)
結果 0.3%増(予想0.2%増)
前回 0.3%増
医療・福祉と娯楽・宿泊飲食の2業種のみは増加、この2業種以外の雇用者数は約6000人減少。
労働市場が政府閉鎖前に崩壊状態にあったわけではないとわかりましたが、10月の失業率は発表されないことが明らかになっていますので、12月の利下げは先送りになりそうですね。

データが少なすぎるやろ
トランプ政権エネルギー政策大きく転換
トランプ政権は新たな海域を対象とした原油掘削の計画案を発表しました。
原油・天然ガス権益の販売を大幅に拡大する内容で、エネルギー開発の大きな転換を示しています。
今回の提案はトランプ氏が掲げる国内エネルギー生産拡大方針を反映しています。

バイデン計画の塗り替えね!
11月の注目イベントについて
11月も後半に入りましたが、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・11/22 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・11/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・11/26 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
・11/27 PCEデフレーター
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【11/20 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲1.56%
・ダウ平均 …▲0.84%
・NASDAQ100…▲2.38%
【経済トピックス】
・エヌビディアの輸出規制にホワイトハウスが反対
・9月雇用統計予想を上回る伸び失業率は4.4%
・トランプ政権エネルギー政策大きく転換
昨日の米国市場は大きく下落しました。
エヌビディアの神決算で相場が爆上がりすると予想されていたのですが、蓋を開けてみれば大きな下落となりました。
これまでのAIバブル懸念はエヌビディアでも払拭することはできなかったようです。
とはいえ、何か大きな要因があったワケではありませんので、機関投資家の売り終わりを待つしかなさそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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